2015/04/12
福島市の四季の里に11日、屋根付き運動広場と小水力発電設備がオープンした。子どもたちが天候に左右されずに遊び、再生可能エネルギーについて学ぶ。
運動広場は鉄筋コンクリート造りで、一部が木造の屋根に覆われている。広さは約4800平方メートル。人工芝が敷き詰められている。急な雷雨の際などは避難場所となる。小水力発電設備は四季の里の中を流れる水路を利用して設置した。出力は最大2・5キロワット。発電した電力は施設内の照明などに利用する。再生可能エネルギーの普及啓発や環境学習の場として活用する。市内飯野町の中川水力から寄付を受けた。
11日に記念式典が同所で行われ、小林香福島市長が「子どもたちの笑顔あふれる場所にしたい」とあいさつした。市内の福島愛隣幼稚園の園児による歌とダンスの披露もあった。
( 2015/04/12 09:03