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2015/03/07

全国の水道で発電力調査…「小水力」普及促進へ【読売新聞】

環境省は来年度、小規模な水流で発電する「小水力発電」の導入を促進するため、全国の水道施設で発電可能量を一斉調査する。
上水道を使った発電は水量が安定しており、落ち葉などを頻繁に取り除く必要もないため、維持費が割安になる利点がある。環境省は各施設ごとに具体的な発電可能量を示し、助成制度や導入事例の周知を徹底することで普及を促す方針だ。
小水力発電は高台の浄水場から、家庭に水を供給する配水場に流れ下りる標高差などを利用して発電する仕組み。さいたま市水道局は、大宮配水場で2011年度に導入した出力50キロ・ワットの発電機で、112世帯分を発電する。
民間の発電事業者に、配水場の敷地の一部と高圧の水道管を貸し出す代わりに、発電機の設置は業者負担とし、市が業者から割安の電気を購入できる契約を結んだ。市水道局の担当者は「火力で発電した電力の消費を削減できるメリットは大きい」と強調する。
2015年03月07日 14時29分 Copyright © The Yomiuri Shimb

http://www.yomiuri.co.jp/eco/20150306-OYT1T50111.html

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