2014/04/30
東京発電(東京都台東区、川村忠社長、03・6371・5200)はさいたま市との共同事業で、マイクロ水力発電所2基の運転を始めた。同市水道局の尾間木配水所(同市緑区)と深作配水所(同見沼区)にそれぞれ最大出力64キロワット、同63キロワットの水車発電機を設置した。
年間発電量はそれぞれ約47万キロワット時、約43万キロワット時。東京発電が発電所の建設と運転・保守を担い、同市水道局が電気を東京電力に全量、販売する。
いずれも水道用水が配水池に流れ込む前の流量計室に発電機を設置した。東京発電は今後も水道設備を活用したマイクロ水力の増設に取り組む方針。さいたま市のほか、千葉県、川崎市などの水道局とも同様の事業を進めている。