2014/04/04
急峻(きゅうしゅん)な地形で水量に恵まれた中国山地の山村では、出力1千キロワット以下の小規模な水力発電(小水力発電)が電化の一翼を担ってきた。老朽化などで減りつつあったが、再生可能エネルギーの電力を買い取る固定価格買い取り制度(FIT)を活用し、復活の兆しを見せている。
奥出雲町の山あい、急斜面を背にした阿井川のほとりに石碑がたたずむ。阿井小水力発電所の水路跡だ。
標高385メートルの山腹を走る農業用水路から分水。落差68・5メートルを流れ落ちた水で水車を回し、1954年から85年まで発電した。
http://www.asahi.com/articles/ASG4254S5G42PTIB00D.html
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