2019/02/21
2019年2月21日掲載
関西電力は20日、再生可能エネルギー電源の開発を進める取り組みの一環として、長野県南木曽町に「山口維持流量発電所(仮称)」を新設すると発表した。関電の水力発電所としては154カ所目、河川の維持流量を活用した発電所としては、下小鳥発電所に続き4カ所目となる。出力は630キロワットで、年間発電電力量は450万キロワット時を見込む。2020年10月に着工し、22年6月に運転を開始する予定だ。
関電は、同町を流れる木曽川水系の木曽川に山口ダムを所有している。同発電所は、山口ダムから放水する維持流量を利用する。