2015/07/27
2015/7/27
中部電力は7月7日、岐阜県郡上市で建設工事を進めてきた「阿多岐水力発電所」が営業運転を開始したと発表した。岐阜県が治水を目的に運用している阿多岐ダムの直下に設けられた施設で、ダムの落差(37・7メートル)と放流水を利用した維持流量水力発電所だ。
最大出力は190?、想定年間発電量は一般家庭約360世帯分の年間使用電力量に相当する約130万?時。同社が岐阜県管理のダムにおいて初めて開 発した水力発電所で、岐阜県にとっても県営ダムの放流水を活用した初の小水力発電となる。同社が利用する流水の占用料は県の収入源になる