2015/05/27
発表日:2015.05.27
山口県は、農業用パイプラインを活用した「阿東下半久小水力発電所」が完成し、阿東土地改良区による運営を開始したと発表した。これは、山口市阿東徳佐で整備を進めてきたもので、農業用のパイプラインを活用した発電は、同県で初めての取組となる。最大出力は3.7kWで、想定稼働率は太陽光発電の5倍以上となる60%以上を想定し、年間発電電力量は19,000kW(一般家庭約5戸分の年間消費電力に相当)となる。同県では、農家や行政関係者等の小水力発電への理解を深めるため、平成27年6月3日に施設見学会を開催するという。