2015/05/13
関電工は12日、中小水力発電所向けの低コスト・高効率なフランシス水車開発が、ターボ機械協会技術賞を受賞したと発表した。東京電力、早稲田大学、田中 水力(神奈川県相模原市、田中幸太社長)、平和産業(東京都港区、八尾泰弘社長)と共同での受賞。解析から設計、製造まで専門技術を連携させて優れた水車 を開発、今後の普及モデルとして中小容量水車の発展に貢献した。昨年12月からは関電工葛野川マイクロ水力発電所(山梨県大月市、流れ込み式、160キロ ワット)で実証試験を行っている。
受賞者のうち関電工、早大、田中水力、平和産業は新エネルギー導入促進協議会(NEPC)の補助事業「小水力向けフランシス水車の低コスト・高効率化に関する開発・実証事業」を共同で実施。東電は技術・設備運用面の支援を行った。(17面)
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/construction/20150513_01.html