発電所が生まれた背景

青葉の瀬にある既存の砂防ダムを利用し、約300m下流で発電します。発電した電力は公共施設(清和文楽劇場や道の駅など)で使用されています。
発電所は、電力会社と電力の売買契約を結んでいます。発電量が不足する時は買電し、施設を利用しない夜間および休刊日などは売電しています。
当時の担当者の話では、当初近隣の公共施設まで自営線を引いて送電し余剰売電を行う計画であったが、工事費が相当の額に上ることが明らかになったので、発電所短大で系統接続し売電のみを行うよう変更したそうです。
周辺施設の年間電気料金1千数十万円程度に対して、売電収入が九百数十万円程度ということであり、公共施設での電力自給という方針にそったものになっています。

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スペック

発電所名 清和水力発電所
河川・用水名 一級河川緑川水系緑川
発電出力 190kW
有効落差 14.38m
使用水量 2.00m3/s
水車型式 クロスフロー
発電機 横軸三相誘導発電機
発電開始年月  

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