発電所が生まれた背景

北杜市村山六ヶ村堰水力発電所は、川俣川(かわまたがわ)の利水である「村山六ヶ村農業用水」の全長約16kmの用水路のうち、山間部を通過する用水路の上流で取水し、約1.3kmに渡って導水して落差約85mを使って発電しています。
この発電所では、取水付近の水圧が低い箇所ではFRPM管(強化プラスチック複合管. Fiber Reinforced Plastic Mortar Pipes)使用し、発電所上流付近の水圧が高い部分では鉄管を利用することで建設コストの削減を図っています。発電した電力は「峡北地域広域水道企業団大門浄水場」に供給し、年間電力をまかなっています。

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スペック

発電所名 北杜市村山六ヶ村堰水力発電所
河川・用水名 村山六ヶ村堰農業用水
発電出力 320kW
有効落差 85.24m
使用水量 0.5m3/s
水車型式 横軸フランシス水車
発電機 三相誘導発電機
発電開始年月 2007年4月1日

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