過去に投稿された記事の一覧です。

2014/03/18

【佐賀県】小水力発電の導入に関する「Q&A」を作成しました

小水力発電の導入に関する「Q&A」を作成しました

2014年03月18日

太陽光発電や水力発電などの再生可能エネルギーは、地球温暖化対策やエネルギー多様化などの観点から、より一層の普及を図っていく必要があります。

このため佐賀県では、事業化が見込まれた県営の中木庭ダムで、小水力発電を行う民間事業者を公募し、平成25年11月に事業者を決定しました。

今回、こうした取組を通じて得られた事例や課題、手続きなどを整理し、小水力発電の導入を考える皆様の一助となるよう「小水力発電導入Q&A」を作成しました。

 

添付資料

「小水力発電導入Q&A」(3,800KB;PDFファイル)

http://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1261/kk-damu/_77865.html

2014/02/25

佐賀)唐津市、小水力発電開始へ 当初予算案に盛り込む【朝日新聞】

 唐津市は管理している藤ノ平ダム(玄海町)で、2015年度から放流水を利用した小水力発電を始める。発電量は約110世帯分にあたり、売電収入は年間1400万円余りになる見込みだ。

 事業費は1億4600万円で国の補助が55%。24日発表した新年度一般会計当初予算案に、設計費など14年度分の経費約1千万円を計上した。唐津市が小水力発電に取り組むのは初で、売電収入はダムの維持管理費などに充てるという。

 新年度一般会計当初予算案は598億9700万円。1月に市長選があったため骨格だった前年度当初比では7・6%増だが、肉付けした補正後との比較では0・04%増になる。

http://www.asahi.com/articles/ASG2S5JYTG2STTHB00J.html

2014/02/17

ごみ焼却に伴う冷却水で発電 佐賀市、工場用電力の一部に【西日本新聞】

 佐賀市は2014年度から、市清掃工場で機械を冷やすために循環させている冷却水を活用した小水力発電に乗り出す。工場で使う電力の一部に充てる。全国でも珍しい試みといい、事業費を14年度一般会計当初予算案に盛り込む。

 市清掃工場では、焼却炉を監視するカメラなどの機器や、ごみを焼却する際に出る熱を利用した発電機を冷やすために、大量の冷却水を循環させている。炉は24時間稼働しており、管の中を毎時400トンの水が流れている。

 熱を帯びた水は、工場上部のクーリングタワーにポンプで引き上げて冷ました後、約27メートル下の地上部分にあるプールに戻す。この落差を利用し、水を降下させる管の途中に水車を設置して発電する。出力は約20キロワット、年間発電量は約12万キロワット時を見込んでおり、一般家庭35世帯の1年分の使用量に相当するという。

 水車や発電機、管の改修に約5千万円かかるが、市循環型社会推進課は「発電した電力を特定規模電気事業者(新電力)に売り、安く買い戻すことで電気代が削減され、10年ほどで取り戻せる」と説明する。

 小水力発電設備関連の企業でつくる全国小水力利用推進協議会(東京)によると、ビルの空調冷却水を利用した発電は東京や福岡で導入例があるが「ごみ焼却場では珍しい」という。市の担当者は「24時間稼働で水量がある程度多くないと費用対効果は薄いが、他の自治体の焼却施設でも導入できるクリーンエネルギー活用策だ」と話す。

=2014/02/17付 西日本新聞朝刊=

2013/11/27

佐賀県が県営中木庭ダムの小水力発電事業者に九州電連合を選定 【電気新聞】

佐賀県は25日、県営中木庭ダム(鹿島市、総貯水容量680万立方メートル)の小水力発電事業者に九州電力グループを選んだと発表した。最大出力約195キロワットの発電設備を設置し、2016年4月の運転開始を目指す。

水力発電事業者に決まったのは九州電力、九電工、西技工業の3社連合。西技工業が代表となり、発電設備を設置し年間約125万キロワット時を発電する。

中木庭ダムは県営ダムとしては県内最大規模。ダムの放流水を利用して小水力発電所を設置・運営する民間事業者を公募していた。長年、電力事業に携わってきた技術力・ノウハウや地域イベントへの参画・ボランティア活動などを実施するとした同グループの提案が評価された。

本紙より転載

2013/11/26

【佐賀県】県営中木庭ダムで小水力発電事業を行う民間事業者を決定しました(11月26日)

 太陽光発電や水力発電などの再生可能エネルギーは、地球温暖化対策やエネルギー多様化などの観点から、加速度的普及を図っていく必要があることから、佐賀県では、本年7月、県営ダムの中でも最大規模である中木庭ダムにおいて、その放流水を利用して、小水力発電所を設置・運営する民間の発電事業者の募集を行いました。

このたび、発電事業者について、平成25年11月19日に開催した「中木庭ダム小水力発電事業者選定委員会」での審査結果を踏まえ、下記の連合体に決定しましたのでお知らせします。

今後、事業実施に向けた県と事業者との協議を開始します。

 

1 決定事業者

「西技工業・九州電力・九電工連合体」

代表構成員:西技工業株式会社(本社:福岡市)

構成員:九州電力株式会社(本社:福岡市)

構成員:株式会社九電工(本社:福岡市)

 

2 技術提案概要

(1)最大出力:約195kW

(2)年間発生電力量:約1,250MWh

(3)発電開始(予定):平成28年4月

(4)提案の特色

○事業の実現性

長年、電力事業に携わり培われた技術や蓄積されたノウハウの活用

○地域との共生

地域イベントへの参画やボランティア活動、環境教育活動などの実施

http://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1261/kk-damu/_76143.html

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