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2016/01/11

145.6万kW / 兵庫 再生可能エネルギー設備容量(2015年)【毎日新聞】

2016年1月11日掲載
 県温暖化対策課によると、県内の再生可能エネルギー発電設備の容量は昨年7月現在で145・6万キロワット。再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)が導入された2012年度から96・5万キロワット増えた。県は20年度までに12年度比で100万キロワット増やす計画を立てていたが、5年前倒しして今年度中に目標を達成する可能性が高まっている。
 145・6万キロワットはFITで認定された設備の容量(136・3万キロワット)と、自家発電設備などFIT認定が必要ない設備の容量を合わせたもの。FIT認定の容量では兵庫は全国4番目だ。
 設備の8割(123・4万キロワット)を占めるのが太陽光発電だ。とりわけ1000キロワット以上のメガソーラーなど非住宅用は91・8万キロワットと12年度より84・7万キロワット増えた。関西国際空港の造成用土砂を採取した跡地など用地が豊富な淡路島などに集中している。住宅用も12年度から9・7万キロワット増の31・6万キロワットとなっている。
 太陽光に続くのが、森林の間伐材や木くずを燃やして発電するバイオマス発電で10・4万キロワット。昨年、赤穂市で設備容量1・6万キロワットの発電設備が稼働。朝来市や丹波市でも来年度以降の稼働が計画されている。
 そのほかは、ごみ発電5・8万キロワット▽風力発電5・5万キロワット▽小水力発電0・4万キロワット--の順。県は規模は小さいが、安定的な発電量が期待できる小水力発電の普及に力を入れている。【井上元宏】

都道府県別の再生可能エネルギー設備容量
 (2015年7月、単位はキロワット)
(1)愛知県 158万7733
(2)福岡県 145万9525
(3)茨城県 145万4474
(4)兵庫県 136万3370
(5)静岡県 133万0068

※数値は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度で設備が認定された設備容量

http://mainichi.jp/articles/20160111/ddl/k28/040/313000c

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