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2015/06/13

<下蚊屋ダム>小水力発電所が完成 来月3日運転開始、一般家庭430世帯分 /鳥取【毎日新聞】

 農業用水を貯水する国営下蚊屋(さがりかや))ダム(江府町助沢)を利用した県の下蚊屋小水力発電所の工事が完了し、7月3日から運転を始める。東日本大震災以降、県が推進する再生可能エネルギー事業の一環。年間約5600万円の売電収入を見込み、経費を除いた収益は施設の維持管理に使う。県建設の小水力発電所は12カ所目。
 設置主体は県で、下蚊屋ダムの農業用水を利用する八つの土地改良区で作る「大山山麓地区土地改良区連合」が運営する。最大出力は197キロワット、年間発電量は1536メガワット時で、一般家庭430世帯分に当たる。
 農林水産省の補助を使い、2012年度に事業に着手。総事業費は3億4300万円で、国が50%、県が25%、米子▽江府▽伯耆▽大山の4市町が計25%を負担した。
 県農地・水保全課によると、発電所で使う電力を除いた全量を固定価格買い取り制度(FIT)で中国電力に売る。発電費用などを除き、ダムの水を使う地区の貯水池や配管など農業水利施設の維持管理費に充てる。
 27日に下蚊屋ダム下流の広場で開所式を行う予定。【真下信幸】

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150613ddlk31040619000c.html

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